骨盤とは
骨盤って何?
骨盤は文字通り「骨」で出来ている「盤」です。
「盤」とは平らな台に成っているものであり、食物を盛る平たい円形の器。皿。鉢。の意味もあります。
総括すると「平らな骨で出来た、内臓を入れている器といった感じでしょうか。
平らな骨というのは板状骨、器というのは骨盤環といって実際お椀の様な形になっています。
でもお椀に取っ手(脊椎)が付いているからオタマといった感じでしょうか?
このお椀の中に内臓、即ち骨盤内臓が入っているわけです。
骨盤の動き
本章はすこし専門的な内容になります。
どうかご容赦を。
骨盤を構成する骨
仙骨
寛骨
骨盤は仙骨という真ん中にある骨と両脇にある寛骨という骨で出来ています。
この寛骨という骨は3つの部分から出来ています。
腸骨と坐骨と恥骨です。
腸骨は文字通り腸を入れている部分、坐骨というのは座るときにあたる部分、恥骨というのは骨盤の前側部分を指します。
仙骨というのは元々5個の背骨が固まって出来たものなので実は骨が5個くっついて塊になったものです。
これを第一仙椎~第五仙椎と呼びます。
ですから、厳密に言うと5+3×2で11個の骨で出来ています。
ただ、そのうちの5個が骨癒合して仙骨に、3個が骨癒合して寛骨になっている感じです。
バランス
右の写真、バランスの極みのような写真です。
この石は長い時間をかけてバランスが取れている状態です。
このバランスが崩れてくると、石ならば上から落ちてきます。が、人間はそうもいきません。
目線が傾いてると色々と支障が出ますので筋肉で支える事に成ります。
筋肉で支えていると時間がたつにしたがって筋肉がパンパンになってきます。
ただパンパンになるだけならまだいいのですが、そのうち筋肉にしこりが出来てきます。
このしこりは曲者で、じっとしててもずきずきと痛みを出します。
この筋肉のしこりは物によって呼び方が変わります。